野武がゆく 全1巻 門馬もとき 1982年
剣道日本一の亡き父を目指して剣の修行を詰む野武が、高校の剣道部に入部してライバルと戦うお話。道場をかけて地区の強豪と練習試合をしたところでおわってしまいます。悪くはないんですが、どこかパンチが弱かった。
父は全日本5連覇の天才剣士
憧れの父を目指す
モチベーションは高く、性格も素直な主人公
優等生タイプのため、身長が低い以外の主人公のキャラが薄いかなという印象
展開は早く、1話から転校生との試合。
4話から対抗試合をするライバル校が登場。
部内選抜に選ばれてライバル校と試合という流れ。
部内ライバルとして、口が達者でトリッキーな五右衛門、ライバルとしてサインペンで竹刀を捌く長柄の竹刀を使う道園と、目隠しで打ち込み稽古をこなす正統派巨漢剣士桐島など、そこそこキャラも立ってたんですが、それ以外が弱すぎたかなあ。
部内ライバル五右衛門は野戦用の実践流派・甲忍流
部内対決を制し、レギュラーになる。
ライバル校の代表は
目隠しで稽古をする巨漢剣士・桐島
もう1人のライバル道園は、五右衛門の竹刀をサインペンで捌きつつ顔に落書きをする腕前
今見るとかなりとんでもなんですが、剣道の試合自体は悪くなかったです。
とんでも剣道
対抗戦は道園を破った野武が、大将の桐島相手に恐怖を感じるも克服。惜しくも敗北し、全国での雪辱を誓って終了。
ちょっと目新しさにかけた感じの展開でした。