メタルK 全1巻 巻来功士 1986年
婚約者に裏切られ、両親も会社も財産も美貌も失った慶子が金属の体と硫酸の皮膚を手に入れて組織に復讐を挑む。主人公の衝撃的な姿と、エログロ描写が賛否をよんだが人気自体はあったらしい。
ヒロイン画像
アーマロイドレディタイプなら人気が出たんじゃないですかという意見もありますが、このボディだからこそ、悲劇が際立つ。
初回、主人公かと思われた人物が悪役という導入から復讐物とわかり、そこから速やかにバトル路線に移行と展開もよく、キャラのフェティッシュさもあり、津尾さんかなり推してたんですけど、俺たちの戦いはこれからだエンド。
フェティッシュ!レオタード戦士!というか水着?
俺たちの戦いはこれからだ
本人の著書「連載終了!」によると、編集部にエログロ描写が受けず、人気はあったが打ち切りになったそうなんですが、それは連載前から分かってたことなのでは…? ジャンプ編集部、飛ぶ教室の時といい、ちょこちょここういう作者泣かせをやりますよね…。確かに掲載位置は、はなったれboogieの最終回以外連載2回目からオールドベという極端な位置。子供心に、2回目の位置を見て終わるんだろうなとは薄々感じとりました。
まあ、カップルを全裸にして狐のマスクを被せてハンティングするとか、ヒロインが生きながらガソリンで焼かれるとか大分えげつない話がジャンプ向けかといわれると確かにそうなんですけど。
経緯は残念な作品でしたが、続編が現在同人誌で発売中。18禁で8巻まで発売。興味ある方はぜひぜひ続きを!