隼人18番勝負 全2巻 次原隆二 1989年
佐々木小次郎の子孫が修行を重ね打倒宮本武蔵の末裔の為に赴くと武蔵の末裔はゴルフをしていたのでゴルフで勝負だ!
いや、そうはならんやろ。
少年誌向けの秘打、野球からゴルフに転向したライバル、マッチプレーでのメンタルトラップの使い手など考えられてはいたんですが、二試合目で打ち切り。ライバル宮本武蔵の末裔と勝負する前に終了しました。一巻を丸ごと本格的にゴルフを学ぶ前のモチベーションの話にあてたことや、ヒロインの不在、スポーツとしてのゴルフの面白さに説得力が薄かったことなどが敗因でしょうか。きちんとした試合が2巻からようやく始まるのはいかにも遅かったです。
本格的にゴルフを始める前、木が邪魔で打てないボールを真剣で打つ隼人
ライバルの真の力を知ってやる気を出す展開なんですけど、これで尺を取るのはちょっと厳しい
ハッタリの効いた秘打
特徴あるライバル
モノマネゴルフの藤吉郎
ポパイがわかる子供がどれだけいたのだろうか
野球から転向の伊集院
この辺りは悪くなかったと思うんですけど、武蔵小次郎と比べるとパンチが弱かったりですかね…。