ニュートラルネットワークミリンダファイト 全1巻 佐藤正 1993年
未来からタイムスリップした学習するロボットミリンダが、市役所の、市民の苦情を引き受けるブース課で活躍するというお話。ほのぼの路線が受けず、急激なバトル路線への転換で終了という悲しい結末。
発掘された未来からタイムスリップしてきたロボミリンダ
徐々に感情や意思を持つようになりながら学習していく。この学習のギャップと成長をコメディタッチで描き違ったと思うのですが…
学習するロボ部分を取り上げたためにほのぼの路線となり、前二作と比べてもギャグが控えめになった印象があり、その不人気からバトルにテコ入れしたものの人気が出ずという感じで、後半やる気がなくなったのか荒い絵柄と大ゴマ使いでクオリティが悲しいことになってしまってます。
バトル展開はまあいいのですが
明らかに荒い線と雑なコマ使いに悲しくなります
狙いどころはわかるだけに、後半の投げやりな展開が痛々しい作品でした。