
厳密には打ち切り漫画ではないが、3巻完結のため紹介。作者がアシスタントなしで連載したいという希望で月一で連載していたオムニバスSF漫画。皮肉の効いた描写で冨樫エッセンスが抽出されているため人気も高く、アニメ化された。
メインで出てくる王子
人気は高い

典型的な王子の性格のわかる回


シリアスな宇宙人SFネタ
もう一つの軸となるエピソード
カラーレンジャー編
理屈っぽい口喧嘩が冨樫イズム
コメディテイストもあり
交配した種族を滅亡させるマクバク族の話
この辺の皮肉は冨樫先生らしいですね

元々幽遊白書のツーショットとか、蔵馬対鴉など、時々アシなしで描いていた冨樫先生ですが、ことに画力に関してはこだわりがあるため、1人で描きたかったようです。萩原一至先生の生原稿を見て絶対叶わないと思ったが、漫画家として自分1人の絵でどこまで表現できるかチャレンジしたい旨をどこかで書いていました。
内容的にも作者自身がわりと好きに描けたとコメントしており、SF、サスペンス、コメディ、野球など毎度趣向を変えて描いています。
コメディミステリ


チンピラなキャラ造形なども珍しい。
好きにできて楽しそうです。

ホラー展開時は楳図かずおテイストの作画と効果音など遊びもあり

クラフトの画像はネタ画像としても頻用されており、読んでない人でもみたことはあるかも。
ちょっと前には2人で旅行とセックスはイコールでは無いという話が話題になっていました。
Twitterでよく見るクラフト

ちょっと前に話題になった。2人旅行は性交とイコールではないというエピソード

ジャンプでホームランを1本打てる事自体レアですが、2本ホームランを打てたら天才と言われており、3ホームランはいなかったのですが、レベルEの人気とアニメ化を考えれば、冨樫義博先生が数少ない3ホーマーと言ってもいいと思います。幽遊白書、ハンターハンター、レベルEと、いずれも違うジャンルで高い評価を得ているのは凄いです。
他の3ホーマーはラッキーマン、デスノート、バクマンの大場つぐみ先生と、ヒカルの碁、デスノート、バクマンの小畑健先生くらい。
惜しいところで桂正和先生が、ウイングマン、電影少女、I'sでアニメ化、映画化、ドラマ化で3ホーマーとしてもいいかもしれない業績。
車田正美先生が、リングにかけろ、聖闘士星矢、風魔の小次郎で大ヒット2作と一応ドラマ化の中ヒット。平松伸二先生が、ドーベルマン刑事、ブラックエンジェルズ、リッキー台風と大ヒット、スリーベース、ツーベースくらいのヒット。
鳥山明先生が、ドラゴンボール後に本気で連載していたら文句なしの3ホーマーを達成していたかもしれませんが、現在この記録を達成できそうなのは、原作の稲垣理一郎先生がアイシールド、Dr.ストーン。ネウロ、暗殺の松井優征先生。トリコ、たけしの島袋光年先生。ブラックキャット、TOLOVEるの矢吹健太朗先生。奇しくも4人とも連載中で稲垣先生以外は3作目のヒットにトライ中。ビルドキングが今週で終わり、島袋先生は残念ながら一旦お休みですが、矢吹先生と松井先生はまだチャンスがあるので今後も期待してみていきたいと思います。
少し話がそれましたが、冨樫先生は文句なしに天才だと思います!