牛乳学園に入学した武士沢光沢が、ヒーロー部に入り、怪人達と戦う漫画。
前半はセクシーコマンドー部がヒーロー部に、まさるさんが武士沢になっただけのいつものうすた先生なんですが、後半本当に怪人が出てきてリアルバトルが始まってしまいます。
セクシーコマンドーの真剣にダサいことをやる面白さや、ネーミングセンス、それに対するツッコミは健在なのですが、なまじ怪人やヒーローを出したせいで一部がシリアス進行になってしまいギャグが死んでしまった部分がありました。また、ふーみん、ピヨ彦ポジションがヒロインのちはるで、ヒーロー部の活動に乗り気な為、ツッコミがよわくギャグの見せ方がイマイチになってしまいました。
大体いつものうすた先生。
真面目につけられるダサカッコ悪いネーミング
嫌なニックネーム
今時使わない言葉の使用とツッコミ
後半からシリアスバトルに突入。
これが失敗。
不良やセクシーコマンドー使いならギャグか本気かわからないいつものノリでも良かったんですが、シリアスバトルになるとギャグにしちゃうとシリアスが成立しないというジレンマ。かといって本気でバトルすると持ち味が失われます。ギャグはギャグとして成立させバトルも行うザ・モモタロウや、魔法陣グルグルみたいな形式の作品もなくはないですが、うすた先生の作風ではなかったです。
こうして持ち味を失ったまま連載が終了。
噂の年表。
最終回でダイジェスト展開にしたが、それでも収まりきらなかったため年表に。
一応、衝撃の年表！的な扱いをされていますが、覇王伝説驍の第一部なんかも最終回をラスト2ページを年表で全てのケリをつけていますので、初出の技法ではないです。
