うな!
地水火風の神と契約して人の魂を喰らう災獣と戦う神力契約者、朱雀ミコトと従者白虎ユウナ。大量の神力をとりこむことで大人に成長するミコト。口癖は「うな!」毎回コスプレを披露するヒロインユウナ。そこはかとなくあかほりさとる臭がします。令和の世でこのニュアンスつたわるかしら…。
お約束の4大元素
大人に変身するのは、あっけら貫刃帖以来ですね。
毎回コスプレを披露するユウナ。
えーと、5期鬼太郎か!
災獣を産む災魂は、地球の発する歪んだエネルギーの集合体。契約者たちはこれを封印する為に捜索しており、災獣たちは解放を目的として暴れています。
災獣と戦ううち、お約束通り四神の名をもつキャラクターが集まり、災獣の上位存在・災獣将との戦いが始まります。
敵の災獣将は90年代より能力バトル寄り。こっちは少し今風です。ちょっとチートすぎませんかね…。
災獣将との戦いの最中解放されてしまう災魂ですが、ミコトが力を振り絞り浄化します。千年に一度復活する八極聖龍王(ヤマタノオロチ』などラスボスは示唆されますが、打ち切りなので名前だけの登場です。
あかされる登場しないラスボスの設定
そしていつものごとく戦いは続く
ということで完結!
90年代深夜アニメのような、ベタな展開はジャンプで受けませんでしたが、こなれた作画は西尾維新とのタッグ、めだかボックスで本領を発揮し、症年症女、12大戦と続けてコンビを組むことになります。
ちなみに4神自体がそろそろ危険な設定で、少女マンガはふしぎ遊戯と火輪、蒼の封印、BASARAというドストライク作品が、少年漫画ではリングにかけろの影道編あたりから少年漫画に顔を出し始めて、B't X、サムライディーパーKYOではメイン設定として使われて、幽遊白書やるろうに剣心でも登場しますが、今作神力契約者、闇神コウ、瞳のカトブレパス、バディストライク、ラルグラドと打ち切り漫画にも頻出する設定です。まあ、安易というか、キャラ立ちがある程度決まっちゃいますからね…。