津尾尋華のジャンプ打ち切り漫画紹介

週刊少年ジャンプの三巻完結以内の打ち切り漫画の紹介。時々他誌や奇漫画の紹介も。

チャゲチャ  2008年

チャゲチャ 全1巻 澤井啓夫 2008年

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久しぶりの全1巻。おそらくセコンドなどの企画物の短期集中連載を抜かせば最短の8話完結の打ち切り漫画(セコンドは6話)。ヤンキーギャグバトル漫画ですが、真拳がヤン技になっただけのボーボボです。人外キャラも変わらず出演。

 

気がヤン気ー

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技がヤン技

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奥義がヤン必殺となっているだけのボーボボ

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一応概要を説明しておくと、激ヤンキー時代の暮東京で、過去の栄光がドブに落ちか激熱高に2年ぶりに帰って来た男チャゲチャが、後輩と共にのし上がっていくヤンキーギャグバトル漫画です。

 

激熱高の後輩と共にのし上がっていく。

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人外キャラももちろん登場。

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意味不明なノリも健在。

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聖闘士星矢後のサイレントナイト翔、よろしくメカドックの後のロードランナーキン肉マンの後の幽霊小僧がやってきたのような前作に引きずられた失敗の一つのように思いますが、ジャンルを変えれば印象を変えられる他作品とと違い、ギャグの場合は長期連載が続いたものほど、飽きられてきたギャグと違う方向のギャグを生み出さなければならないというジレンマが発生するため、他のジャンル作家より長続きしにくい傾向があります。また、バクマンでもありましたが、何が面白いか自分でもわからなくなってしまうという自家中毒のような症状になってしまうこともあるようです。そのためギャグ漫画家は、自作の再生産で失敗するか、行き詰まる率が高く、新沢基栄、佐藤正、えんどこいち、ながいけん喜国雅彦相原コージ吾妻ひでお先生など病んだ作家が枚挙にいとまないです。うすた京介先生もギリギリな印象。書き続けてる曽山一寿増田こうすけ吉田戦車榎本俊二先生らはかなりレアな部類に入ると思います。シリアス漫画に転向するか(トリコ路線)、ギャグとバトルを交互にするか(銀魂路線)、ラブコメと融合(もて王路線)など他ジャンルを内包する事である程度生き残りの目は出てくるんですけど、ボーボボが元々バトルギャグ漫画ですからねえ…。