津尾尋華のジャンプ打ち切り漫画紹介

週刊少年ジャンプの三巻完結以内の打ち切り漫画の紹介。時々他誌や奇漫画の紹介も。

わっしょい!わじマニア 2009年

わっしょい!わじマニア 全1巻 わじまさとし 2009年 

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シュールなボケに突っ込む形式のギャグ漫画ですが、いかんせんボケがシュールすぎる傾向がありました。コマ割りもまあ単調。

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あまりにも不評すぎたため擁護するブログができたほどです。

https://www.google.co.jp/amp/s/huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/20100107/1262878998%3famp=1

 

この頃はジャンプの編集に港浦でもいたのか、2008年からポセ学、チャゲチャ、わじマニア、ねこわっぱ、彼方セブンチェンジとギャグが連発され全て失敗して行きました。5作中2作が2巻、3作が1巻完結という酷いザマ。1巻完結はこれ以降11年間でバディストライクとトーキョーワンダーボーイズの2作しか出ていません。そこまでギャグに拘った理由が謎です。

 

このブログのポセ学の回に、「わじマニアよりはマシ」との声が複数上がりましたが、個人的にはわじマニアの方がネタを煮詰めている感じがして好みです。わじマニアは隠キャが一人で黙々とネタを描いたような、売れないお笑い芸人の暗い笑いのようなニヒリズムが笑いを生んで、思わずふふっとなる部分があります。(僕だけかしら)まあ、全然受けなかったんですけど。

 

個人的には

ダブルアーツチャゲチャ

フープメン→わじマニア→彼方

ハンタ休載→ポセ学

鍵人→ねこわっぱ

と、この時期は期待した作品が打ち切られた割には後続も打ち切りリレーで虚無感が半端ないです。

 

なんでダブルアーツ切ってチャゲチャ!?