クロクロク 全3巻 中村充志 2013年
アグラビティーボーイズの中村先生のデビュー連載。妖怪の管理を受け持つ多摩の裏市役所にバイトにきた主人公千秋と、荒事は得意だけど事務は苦手なクロクの奮闘を描くコメディ。ツッコミのノリは変わらぬテンションです。
妖怪市役所のバイトをはじめる千秋と、センパイのクロク
様々なトラブルを解決していくコメディ
ノリはアグラビとかなり近いです。
出てくるキャラが基本的にいい人なので、いまいちパンチが足りない感はあります。悪くないんだけど熱烈にファンにはなりにくいというか。アグラビではキャラを分けて立てることと、はっちゃけさせること、おちんちんでこの欠点を大きく改善しています。
説明不要である程度特性がわかる妖怪の利点を活かしきれなかったのと、序盤は身近なトラブルの解決物だったのが、途中から試験展開にしたのは失敗だったかなとおもいますが、さよちゃんはかわいかったです。
これだと宇宙人課でも変わらないですし、妖怪の必然性があまり感じられませんでした、
ラブコメか、ほのぼのギャグに振り切った方がウケは良かった気がします。
この辺のギャグとか好き
画力は高く、キャラは可愛かったので、ブレなければもう少し生き延びれた気はします。
キャラはこの頃から可愛い