津尾尋華のジャンプ打ち切り漫画紹介

週刊少年ジャンプの三巻完結以内の打ち切り漫画の紹介。時々他誌や奇漫画の紹介も。

ハイファイクラスタ  2014年

ハイファイクラスタ 全3巻 後藤逸平 2014年 

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才能をダウンロードして使えるようになった近未来。才能を使う才能がない平太は、才能社会の根幹になる偉人の才能をつかえるHiFiを手に入れたことから、対才能犯罪警察組織・六攻特課に入局することになる。

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偉人由来の能力バトルはワクワク感はあるんですけど、2年前にハングリージョーカーが既に通過してるんですよね…。ちなみにノブナガンは3年前。奇しくも3作ともニュートンに重力使いの能力を付与しています。もうニュートンを解放してやれえ。

 

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才能を使うことができない平太の無力感からの言葉とハイファイを無理やり使用して戦う貫寺の掛け合い。
「何がなくとも誰にでも 愛と勇気は標準装備だろうよ」とか、

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ラスボス景観モグラの中2がかった台詞回しとか好きだったんですが、

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なんかそれに見合う中身が提示されないまま終わったので、ボスの印象も薄いという…。

 

全体的にラノベの手法で描かれている為、好みは分かれたと思います。偉人バトルはいいんですけど、主人公の能力がステータス閲覧なのは地味すぎた感がありました。文章で読ませるラノベだと鉄板能力で応用も効くんですけど、漫画だと動きとして見せにくい、主人公に派手な活躍をさせにくいと言う難点があり、ステータス閲覧だからこそ隠し技なんかもなかったので兎に角主人公の影が薄いです。

もう一人の主人公貫寺も、佐々木小次郎のハイファイを適合者でないのに無理やり使用していると言うキャラで、能力社会に適応できない主人公と、無理矢理適応している先輩という対比にはなっているんですが、作劇上似たような苦境に陥ってしまうため、爽快感が薄かったです。

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聖徳太子のハイファイが、10人の話を同時に聞く→マルチタスク→10本の腕を同時に操るになるところとか、ひねりが効いて面白いととるか、そうはならんやろ!ととるかあたりでも評価はわかれそうです。

 

佐々木小次郎がSSK=KZRだったり、宮本武蔵がMYMT=MSSだったり、聖徳太子をSTKTSと表記したり呂布がRFだったり何故そんな2ちゃんねるみたいな表記を…。わかりにくいから普通に偉人の名前でいいだろ!

 

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まあベートーベンは変にひねらず音使いで良かった気がします。