てんぎゃん ー南方熊楠伝ー 1990年
柳田國男から日本人の可能性の極限と評された実在の人物南方熊楠の伝記漫画。 粘菌の研究者として著名な偉人で、昭和天皇に講義を行い、ネイチャーへの論文掲載51本で世界歴代1位、大英博物館日本人初の出入禁止など逸話は多い。「Qさま」(18/05/28放送)で歴史のプロが選んだ新時代に伝えたい昭和平成のスゴイ日本の偉人ベスト20で、北里柴三郎を抑えて8位にランキングしている。
子供の頃から採集・標本作りに凝る
しかし、いかな逸話の多い奇人にして、多大な功績を残した学者とはいえ、伝記ものがジャンプ向けじゃないことは明らかで、イギリスに渡り本格的に論文を書く前に終了。伝記物で一番いいところが書けないのはつらいです。
学問への情熱は常にあるが、実業との境に苦しむ
世界的新発見をする熊楠
イギリスに向かうところで最終回
何故かこの漫画を読んだ人がだいたい覚えてるゲロをいつでも吐ける能力。