コマンダー0 1981年
凶悪犯罪に対抗する警察の切り札として選ばれたコマンダーと、闇の組織フェニックスの兵器人間(ウエポノイド)との戦いを描いたSFバトル漫画。
熱いバトルとけれん味のあるキャラ設定で人気を博し、打ち切り漫画ながら評価は高い作品。
アンケートは取れなかったが、コミックは発売後即日完売。再開を望む声が殺到したため、ジャンプ編集部が、アンケートが取れなくても人気がある作品はあると認識するきっかけになったとされる。
普段は冴えない鋼零太
指令が下ればコマンダー0として出動する
電磁ブレイカーによるブレイクが必殺技
タロットカード由来の敵キャラは閃光のカッシェル、魔犬エルサス、電光のアレクス、地獄の科学者アモン=キャブロールなどの二つ名持ちで、レーザーや冷凍ビーム、落雷を武器とし、対するコマンダーも電磁ブレイカーのゼロ、斬光剣を操る無敵の獅子、コマンダーレオ、粒子ビームブラスターのコマンダージョーなど40年前の漫画ながらワクワク要素は多い。
いつだって二つ名はワクワクするのだ
この時代には珍しく科学者や脇キャラが結構かっこよくキャラが立ってるのが人気の原因かと
惜しむらくは味方コマンダーが終盤に出てきて活躍が少ない事。反目しつつ共闘する美味しいシチュエーションまで見たかったです。
車田正美のアシスタントからデビューした為影響を感じるところが随所にあり。
車田ソウルを感じる台詞
40年前の作品ながらpixivに画像が複数、ニコ動に動画が2作あるなど根強い人気を誇る。
個人的は代表作の「企業戦士YAMAZAKI」よりも好み、惜しかった打ち切り漫画。日本武装警察(JAPAN ARMED POLICE)通称JAPがいけなかったのか…。