無敵鉄姫スピンちゃん 2004年
無敵鉄姫スピンちゃん 全1巻 大亜門 2004年
エロいロボットのをつくるのが夢の祖父、孫娘のとおる、レンタルロボスピンのドタバタギャグ。大亜門先生の持ち味、連載作品のパロディがふんだんにありましたが、下ネタギャグはちびっこ受けが厳しかったかも…。
発想が山本亮平先生のe-robot(2014年)と丸かぶりなんですが、エロいロボットというコンテンツは、そんなにも男子を惹きつける物なのでしょうかー!?
と思ったら現実には、ドイツでポールダンスを踊るロボットが開発されていたので、時に現実はフィクションを超えますね…。マジすげえやドイツ人。あいつら未来に生きてんな。
https://www.google.co.jp/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1403/16/news004.html
基本はトラブルメーカーの爺さんと、爺さんの作ったロボットスピンを起点にしたギャグなんですが、ジャンプ系作品のパロディ、とりわけ『太臓もて王サーガ』で拍車がかかるジョジョパロもこの頃から健在です。
普通のギャグ
ドラゴンボールパロ
ジョジョパロ
枠外に書かれた「荒木先生ごめんなさい」のコメントに時代を感じます。昔はこのやりとり鉄を板でありましたね。
純情パインもそうだったのですが、下ネタギャグはちびっ子受けが悪くアンケが取りにくいため、エロコメ以上に難しいジャンルでした。可愛いキャラとギャグを素直に活かせるラブコメよりの次作大蔵モテ王サーガでは、ジョジョパロディを存分にやりつつ、ラブコテ要素で人気を博し、そこそこ成功しました。