⚪︎ファインプレイ 全1巻 原作 藤森激 漫画山口正人 1981年
1981年野球漫画第2段。
NY帰りの美容チェーンの御曹司、邦彦は食事制限されていて満足にご飯が食べられない。
ご飯を食べる為に弱小部活の助っ人をすることになり、野球部の助っ人でライバルと出会い次第に野球に本気になっていくといったお話。
主人公とライバル以外のチームメイトに全くスポットが当たらないとこが80年代て感じです。
その代償として異様に展開は早いです。1話まで主人公の野球の腕前を披露。2話で試合、ライバル登場。メンバー集めをしないと話が早いぜ!(魅力的かはまた別の話)
また、ライバル校が卒業生の不祥事により2年間の公式戦出場停止になると、ライバル校の野球部全員をスカウトして新生野球部を作るという超強引な展開!クーロンもこれやろう!
この頃はまだ転校生が試合に出れないという規定がなかったんですかね?ちょこちょこいろんな作品で転校して即試合に出る描写があります。
空腹の邦彦は助っ人で食事代を稼ぐ事にする
野球部を全員スカウトという強引な展開!
特に特徴はないんですけど野球をする為に小学生から英才教育を受けた男が代打専門というのはちょっと面白かったです。普通にレギュラーとして育成しろ!
80年代の、
才能があるけどやる気のない主人公が次第に本気になっていく展開。
部活助っ人をする身体能力抜群のキャラ。
ライバルと主人公しか存在しない野球漫画。
などあるあるが詰まった野球漫画でした。