滅菌部隊 全1巻 原作 彌崎光 作画 那須輝一郎 1982年
石井部隊が研究したウイルスを米軍が引き継いで開発した殺人ウイルスが空輸中墜落。南アルプスの小学校に被験体のラットが落下してしまう。感染した人々は、秘密を守る為米軍に次々と狩られていく。
ウイルスに感染した米軍のヘリが墜落
小学生が保菌しているラットを拾ってしまう
発見した米軍は、小学校を隔離し、
消毒を行う。しかし、既に感染者が出た後だった。
生徒8人、校長、先生、用務員ののんびりとした小さな学校
感染者を実験台とする米軍の医師
細菌兵器の為、治す術はなく、治す気もない
ここにいたら殺される事を察知し、逃げる先生と生徒。追う米軍。
生徒を守る為に死んでいく校長、用務員
ヘッドショットでやられる用務員。
だいぶ衝撃的です。
生きたまま焼かれる生徒
逃走中に発病し、体力が尽きる女の子
逃走のために裸で道路に横たわり、運転手の気を引いてトラックを強奪する女教師
少年誌とは思えないほど重い話が受けず、作者が少年誌には難しすぎたとコメントしていたそうです。とはいえ、生徒8人先生2人の田舎の小学校のほんわかムードから、小学生が生きたまま焼かれ、校長が銃殺される展開は衝撃的で記憶に残る作品になっています。