ジャストACE 全1巻 井上泰樹 1985年
バックは苦手だがフォアはジュニアレベルを超える実力を持つ純は、元全日本チャンプの息子である五十嵐兄弟と戦いながら実力を身につけていく。
テニス漫画なんですが、惜しいというか、テニヌの原形が見て取れます。
1話から凄いテクニックを持ったおっさん登場!その正体は元全日本チャンプ五十嵐
最高強化アカデミー「ジュニアの丘」!
こう、虎の穴的な…。匂ってきたゼェ。テニヌの香りがヨォ!
五十嵐弟の必殺技、ダブルウイングマニュピレイション。左右に打ち分け、相手の動きを操ることで、自分の正面に返球させ、相手の体力を奪う技。
手塚ゾーンやん。20年早すぎたよ…
これに対抗して、主人公が身につけるのがライトニングフラッシュ・ショット。スピンをかけた球が手首を伝って顔面に打ち当たり相手をKOする技です。
「お前にオレの格闘技テニスを教えてやる!」じゃねえよ!
coolドライブやん
そして、届かないボールに対して後ろ向きに一回転することで追いつく。
こ、これはテニスのバイブル白石蔵之介!
こういうことだったのか!
1球ノックアウト宣言通り、苦戦した五十嵐弟をKOする純
テニスの王子様は言うに及ばず、このジャストACE、テニスボーイ、燃えるVと、相手をKOする一撃必殺テニスは少年テニス漫画上避けては通れないんでしょうか。ねえ、なんでみんなすぐボールぶつけてしまうん……。
という訳で、津尾さんは塀内真人先生の名作テニス漫画フィフティーンラブを応援してます。