ウルフにKiss 全2巻 原作 寺島優 作画 小谷憲一 1985年
ウイニングショットのコンビが送るお色気コメディ。
大財閥の娘だが、両親と死別し狼に育てられた野生児実果が、日本にきて巻き起こすトラブルを描いた作品。ホールドアップキッズといい小谷先生はなんでこう小5-中1くらいの狭いレンジの女子を脱がすんでしょうか。バックベアード様に怒られてしまう。
野生児だから服を着てると本気を出せない→すぐ脱ぐ
野生児だからパンツとかオッパイ見えても気にしない
で、お色気路線はいいんですけど、野生児だから常識がないというところで話の幅がかなり狭くなっています。終始、下心を持っているが根はいい奴に騙される→トラブルを解決を繰り返して、学校編ではいじめっ子のバスケ部軍団と対決。なんというか縦軸がない。
あとそのアーマーとか電気ムチとかどこで中学生が手に入れるんだ…
途中から同じ力をもつ狼少年が登場し、軍事組織に育てられた核戦争後を見越した新しい人類だったことが語られます。唐突な、軍事設定。
別に狼に育てられても核の冬は越せないと思いますが…、これがグリーンアイズで言ってたナチュラルマンてやつか?
確かにあいつならなんとかなりそうな気がします。