伝説の打ち切り漫画家黒岩先生の2作目。
竜樹は父の残したロボット魔神竜バリオンを受け継ぎ、悪の組織ハロウィーンのロボと戦うことになる。シリアス多めの展開で前回の反省を生かしてると思うんですけど、巨大ロボ物は…。
水をエネルギー源として動くバリオンシステムを備えた魔神竜バリオン。
亡き父から受け継いだ竜樹。
少女型コンピュータ「アリス」
悪の組織ハロウィーンの五大元素と10惑星ロボ
15機中登場したのはこの2人だけでした
打ち切り漫画の宿命よ…
ガバそうな設定!
必殺技も考えてくれてるんですけど
俺たちの戦いはこれからだエンド
鉄人28号、マジンガー、ジャイアントロボの時代はともかくその後の巨大ロボ漫画はかなり苦戦が多く、他メディアのコミカライズ作品を除くと成功したのは、FSS、パトレイバー、シドニアの騎士、ブレイクブレイド、ぼくらの、などごくわずか。ロボの作画コストという壁があるにしろ、かなり少ないです。やはり、レース物などと同じで、パワーアップ描写がマシンのパワーアップとなり主人公の成長が描きにくい。ガンダム等でやり尽くされたため、二番煎じ感がある。ロボが必要で、ロボで戦う必然性など世界の説明にコストを割くなどの理由があります。
怪獣物、変身ヒーロー物と並んで、少年漫画で受けそうで受けないジャンルなんですけど、変身ヒーローはウイングマン、ガイバー、ロボはパトレイバー、シドニアなどのヒットがあるのに比べ、怪獣物はパニック、ホラー系を除いたオリジナルヒット作がほとんど思いつかないです。乙女怪獣キャラメリゼが健闘、怪獣8号はどっちかというと変身ヒーロー枠。