津尾尋華のジャンプ打ち切り漫画紹介

週刊少年ジャンプの三巻完結以内の打ち切り漫画の紹介。時々他誌や奇漫画の紹介も。

大泥棒ポルタ  2005年

大泥棒ポルタ 全2巻 北嶋一喜 2005年 

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記憶喪失の大泥棒ポルタが記憶を取り戻す鍵となる「楽園のカケラ」を集めていくという怪盗物。甘いお菓子が好きというキャラ付けと、ギミック付きアイテムがお菓子型、絵柄からコロコロ臭がします。決め台詞は「スマートに行こうぜ」。

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何故お菓子の外見にしてあるのか全くわからない盗具、包装を剥がさなければ使えないうまい棒型ロケットランチャー、ザルな警備員に侵入計画と8000万の賞金首にしてはやる事が雑すぎる気がします。キャッツアイに謝れ!

低年齢向け作品を意図しすぎたのでしょうか…。

 

これ、包装必要ある?お菓子型にする意味は…?

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ダンボールでの潜入、ドクロマークがついた毒蜘蛛など本気でやってるとしたらちょっと対象年齢が低すぎたと思います。

 

ザルすぎる警備体制

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ギャグなんだろうけど、まじめに盗賊やってるパートにぶち込まれると…。
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わかりやすすぎる毒蜘蛛
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取り立て屋の金庫の暗証番号がわからない!?

当てずっぽで入力したら当たりましたー。

借用書の語呂合わせでした!

いや、ありか?それ?

 

 

終盤少しバトルがはいりますが時すでに遅し。ポルタの名前が、コードネームポルターガイストということがあかされ、記憶喪失の謎に触れたのが最終話だった事や、2巻かけて主要キャラが3人しかいないという進行の遅さは致命的でした。

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